Now Loading...

Now Loading...

Message代表メッセージ

代表取締役 鈴木孝夫

  • 未来を拓く、皆さんの
  • フロンティアスピリットに期待しています

バイタリティで勝ち抜いてきた半世紀

大手メーカー系メンテナンス会社の社員として働いていた私が独立したのは今から50年以上前になります。
創業した1967年当時を振り返ると、日本は太平洋戦争後の焼け野原から高度経済成長を遂げ、1968年に国民総生産世界第2位を達成。国内のインフラも、1964年の東京オリンピックや1970年の大阪万博開催を機に、東海道新幹線や東名高速道路などの都市間交通網が整備され、都市部においてもビルやマンションが次々と建設されていきました。その時に着目したのが、エレベーターだったのです。設置台数が増えるとともに、建物内の精密な縦の交通機関として、安全運行を支えるための保守・管理需要も右肩上がりになるだろうと確信しました。

創業当初は「鈴木エレベーター工業」の名称で、どのメーカーのエレベーターでも保守・管理を請け負う「独立系メンテナンス企業」として、道なき道を進んで技術力をつけてきました。

世界中のエレベーターを機種を問わず適正価格でメンテナンス

創業当時は苦難の連続でした。独立系メンテナンス企業として技術はあるのに、大手メーカーから部品を供給してもらえず、お客様のご要望に応えられないというケースもありました。しかし、未来を切り拓こうと社員と一致団結し、紆余曲折を経て部品供給を勝ち取ることができました。以来、全てのメーカー部品を扱えるようになり、世界中のエレベーターのメンテナンスができるということが当社の強みのひとつとなっています。

全メーカーのエレベーターに対して保守・管理を行う当社にメリットを感じていただけるのが、「適正価格での提供」ということです。各メーカーは納入時に競合を意識し、採算を度外視することが少なくありません。新設納入時のマイナス分をメンテナンスのランニングコストで利益を得ていこうという業界構造があるのです。

当社は無理な競争で新設エレベーターを納入することはありませんので、適正な価格が提示できますから、他社と比較すればより低価格ということがわかります。また、部品供給についても各地にパーツセンターを置き、全国の在庫を共有化することで幅広く在庫を確保し、即時対応が可能です。

創業50年以上の実績と信頼により、業界のトップクラスの実績

お客様の信頼と実績を得ることで、全国に支社・支店・営業所網が着実に増え、1997年にはエレベーター製造許可を取得、自社製品の開発販売も手掛けるようになりました。今では、北海道から沖縄まで全国に営業所を展開。各地にある緊急監視センターでは24時間365日体制でトラブルを監視し、緊急時、災害時にもすぐに全国150ヵ所以上のサービス拠点から駆けつけます。エレベーターの法定検査を行う国家資格保有者も大手メーカーに引けを取らず業界トップクラスで、年間50000台を超えるメンテナンスを実施。独立系エレベーター保守管理会社として業界トップクラスの実績を誇ります。

エレベーター製造メーカーとして「安全」を最優先に

自社製エレベーターの開発製造においても、安全を最優先に高品質を誇っています。
例えば、エレベーターでは「戸開走行保護装置」、つまり扉が開いた状態でエレベーターが動いてはいけないということで、ブレーキ装置の精度が安全管理において重要です。SECエレベーターでは法律で義務化される以前から開発に取り組み、製品化された巻上機は特許を取得しています。

このような安全性を備えた上で、省電力や乗りやすさ・快適性にも留意しており、当社製品にリニューアルいただくことでビルそのものの資産価値向上にも貢献しています。

お客様のために、私たちがするべきこと

私たちは時代の流れとともに、人々の生活に深く根付くため、技術力の向上に努めてきました。同時に安心・安全を守ることを使命とし、日々努力を重ねています。その積み重ねが創業以来50年にわたり、右肩上がりの経営を続けているという大きな成長につながったのだと自負しています。

“どれほど感謝の心を持ち、お客様と向き合っているか”
この言葉は、常に社員の心に刻んで仕事に取り組んでもらうため、社訓として伝えています。
今の私たちがあるのはお客様のおかげだからです。

今後の当社を支えるのは、未来起点の発想

お客様にはじまり全ての人を大切にしたい、その想いのもと技術力向上に取り組む当社は、確かな実績を土台に、拠点数・資格取得者数を伸ばし、独立系企業として揺るぎない地位を築きました。

市場においてもエレベーターのリニューアルが毎年25000台にのぼり、ますます活気づいています。しかし、この追い風に頼るだけでは成長が止まってしまいます。この追い風の中で、お客様のために何ができるのか、新しい発想が求められているのです。

今後はエレベーターのメンテナンス企業として培った「技術力」を武器に、海外も視野に入れた新規分野への参入をはじめています。
次の半世紀に向けてSECエレベーターを発展させ、中核を担っていく、未来志向の皆さんと語り合える日を楽しみにしています。

都市と人の未来を見つめる